【終了報告】6/17(金)の仏教と科学のサロン「宗教が好きな人は科学が嫌いになるのか? 」を開催

よいテーマですね!例えば仏教の場合は、素直に向き合うと極めて(インド的な)合理性に彩られた教えなので、特に原始仏教の場合は「神話的」なものががっつり入る余地も少ない。つまり、「頭ごなしに信じる」対象では本来ありません。故に、科学が大好きな人が多く惹かれることも特段不思議ではない。特に、ここ30年間は世界的に「仏教瞑想」への神経認知科学的なメスが入った時代でしたから、欧米諸国でも「仏教好き」を公言する「科学好き」またはガチ科学者が増えました。

ところが!意外と多いのが、「科学的リテラシーが低い」ひどい場合は「エビデンスに欠けた陰謀論を好む」ような層と、「仏教や宗教が好き」な層とがダブる場合です。コロナ情勢における「ワクチン陰謀論」や「コロナただの風邪論」も、実はその多くのグループが「スピ系」と揶揄される「宗教好き(ともいえる)」人たちでした。これは笑って済まされる問題ではなく、公衆衛生上もまずく、人の命にも係わる問題であるため、看過できません。なぜこうした現象が起こるのか?そして、それはどうすれば避けられるのか、について、2人で討論しました。

アメリカで「とんでも理論」が流行り世界中に伝染する理由や、なぜ「偶然に起こったこと」の背後にも「陰謀」や「理論」を妄想してしまうのか、を行動主義的心理学の知見から説明したりと盛りだくさんでした。やはり1回だけで終われるネタではなかったですね。続編も企画したいと思います。