【salon】本願寺オンライン仏教-第37回仏教と科学のサロン「変わりゆく世界 今後の日本の立ち位置」が開催されました!

今回のテーマは、敢えて我々どちらの専門性からも少々距離のあるテーマでした。それがよかったのか、「オタク度全開モード」が使えなくて、注意して間違えないように語ったからか、意外とウハウハ脱線せずに、イントロがあり、中折れせず、落ちが付く、という、今までになくまともな対話で閉じることができたのではないでしょうか。これは新たな発見ですね!

【salon】本願寺オンライン仏教 第36回仏教と科学のサロンは「Field of Dreams~観想念仏~」をテーマに開催されました。

今回のテーマは「Field of Dreams」と、随分昔のハリウッド映画を軸に持って来てのお話でした。本来は「夢は叶う」というときのpositiveな「dreams/夢」を語ろうという意図だったのですが、性根が少々捻じれている二人のこと、すぐに、「夢は何もpositivceなものばかりではない」「悪夢も含めて『叶う』ことは本当にいいことか?」とツッコミが入り、開始すぐに「nightmare」の方の夢、つまりは「悪夢」にフォーカスが当たることに。

【salon】本願寺オンライン仏教 第35回仏教と科学のサロンは「あなたを強くする言葉~念仏~」をテーマに開催されました。

今回の「仏教と科学のサロン」のテーマは「念仏について」でした。もともとは、Gwenさんに投げかけられた質問「念仏とアフォメーションは似たようなものなのか?」を考えてみよう、というものだったのですが、予想以上に深く広く議論が展開できまして、「身体性」と「修行論」の辺りの話がたくさんできたような気がします。 今後もこの辺りをテーマに深く慎重に話せたら、あまりに伝統的な「念仏の在り方」に固執しがちな保守的な組織(これは対談時にも出ましたが、「京都に土台を持つ長い歴史を持つ組織」には横断的に見られる傾向だと思います)に、新しい風を吹き込め、より21世紀にフィットした打開点が見つかるかもしれないと話しました。

【salon】本願寺オンライン仏教 第33回仏教と科学のサロンは「自我とは?」をテーマに開催されました。

仏教における「自我」というテーマは、どれほど哲学的にファンシーな言葉で取り繕おうとも(それを「戯論(けろん)」と呼ぶのですが)、三法印に入っている「諸法無我」の洗礼により、最後は溶解させられてしまうという定めを持ちます。一生懸命にその存在をホールドしようとして、それこそ「自己主張」しても、その現象は知覚の過ちや観念および妄想の総体であり、結局は「煩悩」や「執着」ですね、はい「苦」のスタートですね、という結論です。安らかに眠れ。

【salon】第32回「仏教と科学のサロン」のテーマは「他力を知る」で開催されました。

今回のテーマは、浄土教ではど真ん中の難しいテーマ「他力」でした。実は数日前に、最近「ガンダムUC」を一気に見て興奮冷めやらぬ私(平原)が、「ガンダムオタク」として鳴らすご門主に、「順序は逆になってしまったが、次は何を見るべきか?」という質問をしていたのですが、それを受けての彼の「いきなり感満載」な枕話で唐突に幕を開けました。

【salon】「仏教と科学のサロン」では遂に「念仏呪術論争」がテーマ!

週刊少年ジャンプで連載されてアニメでも絶好調だったどこかの作品を彷彿とさせる名称ですね!でも、狙った訳ではなくて、大真面目にこのテーマが論争された歴史が真宗業界であったらしいのです。Dr. Noriの対談相手である本願寺の光輪ご門主から伺うまでは、彼もその歴史を知りませんでした。