【終了報告】9/10(土)第5回「21世紀的対機説法」は「脳と心の仕組み/唯識/cognitive system」が開催されました

まずはご門主から、「唯識」と言われる大乗仏教の2本の分析哲学的な柱の1つである重要コンセプトを簡易に説明してもらいました。西洋には「唯心論」なるものは歴史の中で何度も登場しますが、それと仏教の「唯識論」との違いをはっきりさせるためには、三法印の1つである「諸行無常」と「諸法無我」に触る必要があるため、そちらに話が進みました。

あまり教義的というか仏教哲学的な部分に入り込むと、理解が難しくなってしまうので、ここで西原コーチに話が振られて、彼が依拠するコーチング理論が重視する「世界の見方がいかに我々の脳の癖から恣意的・主観的であり、そこを理解し視点を上昇・抽象化することで、いかにそこを変えられるか → 結果として『自分を取り巻く世界』も変わるか」について話てもらいました。

次に私、平原にバトンが渡り、大乗仏教が教える在家、娑婆での円満ライフの修行のためには、唯識と並び仏教哲学のもう1軸である「中観」もきちんと押さえねばならん、と簡単に説明を加えた上で、仏教心理学と現在認知科学における「意識」の扱い方との際について話しました。ちょっと難しかったかも知れません。

最後のQ&Aセクションでは、数名の方からとてもよいフィードバックがありました。意識、マインドフルネス瞑想、不安の減少、過去のトラウマなどについて、認知科学的な研究成果も盛り込み解説が為されました。

Leave Comment

Your email address will not be published.

3 × four =